棒が一本あったとさ 葉っぱかな?
葉っぱじゃねえよ!
オラァァァ! 葉っぱじゃねえよ!
ひらかわだよ! あん?
さて、カレーブログにはしまい、と孤軍奮闘を続けておりましたが、
親印派の勢力に押されてしまい、ついに今年のピンポロブログは、めでたくカレーブログに相成りました。
しょうがねえからおれもカレーのこと書くわ。泥舟に乗って沈むのは嫌だからね…
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日本の各家庭には我が家のカレーなるものが存在しています。
僕もカレーを作るとき、欠かせないものがいくつかあります。
まず肉です。
僕は鶏モモ肉、豚バラブロックのどちらかに決めています。
モモ肉はヨーグルトとターメリックで激しく揉み込んで放置することも忘れてはいけません。焼き目を付けて味を閉じ込めることも必須です。
玉ねぎは2個は使いたい。
まるでラストシーンのように「ゥォォォ」と泣きながら微塵切りにして、レンジで加熱します。
そのあと炒めるのですが、飴色にする必要はありません。繊維を潰すだけでOK牧場。
そしてチャンクトマトを投入し、クミン、コリアンダー、カルダモンなどを足してペーストにしていきます。
人参とジャガイモは入れても入れなくてもいい。どうでもいい。
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ここで圧力鍋登場。
コンソメと赤ワインとハーブを加えて、ガッツリ煮込みます。
このとき足しておきたいのが、
カシューナッツ
コンビーフ
セロリ
です。
この時点で既にカレーみたいな香りですが、圧力をかけたら市販のカレールーを加えます。
僕のお気に入りのルーは、そのとき安くなってるやつです。なんでもいい。どうでもいい。
出来上がったらチーズを乗せて、半熟オムレツを乗せて、ビールを飲んで、ゲームをして、映画を観ます。
ぐへへ。
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で、どうしておれが料理マンガとか酒マンガが好きじゃないかって言うとですよ。
ご覧のようにオチが無いからだよ…
「ハフッハフッ」とかさ、
「むっふ〜ん」とかさ、
「うんま〜ぃ」とかさ、
言う?
言わねえよ!少なくともおれは言わねえ。
「美味しい!」だよね?
ましてや「むっ!この素材同士の渾然とした怒涛のような…」って言わないし、口や眼が光ったりなんてしません。
余談だけどアメリカ人はカップヌードルを初めて食べたとき美味しくて「こんなうめえもん食ったの初めてだ」っつって泣いたらしいな。初めて神戸牛食べたとき「俺たちが今まで食べていたのは肉じゃない、靴底だ」っつったらしいな。
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昨日の通し稽古(最初から最後まで止めないでやる稽古)で身体がいてえ。
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