仕込み作業開始から3日目のことであった。おそらく大学へ向かうところだろうか、真剣な表情で愛車のママチャリを駆る嵯峨瞳を目撃した。
どこへ何をしに行くのか、声を掛けようとした矢先、信号は青に。彼女は夜の闇へ消えた…。昼なのに…。
このことが、マヤ暦の終わりに訪れると言われている、世界の終焉、高次元へのフェイズシフトと何らかの関係があるのかどうか。彼女が本当に変態なのかどうか。笑いのツボはどこなのか。ショルダーバッグに荷物を詰め過ぎてパイスラッシュではないのか。
我々取材班(ホントにロケ帰りだった)は根気強く追跡していくつもりである。
写真と記事・平川重寅(本誌取材班)
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