ごきげんよう!
本人による、まさぁしぃ散歩の連載再開だぁよ!
復帰作『大長編まさぁしぃ散歩の大吉大冒険』!
先日はモビィディックTシャツ(通称モビT)を着て、ピンポロさんの打ち上げにお邪魔してきただぁよ!
場所は南大通りの大吉。いろいろ突っ込み所満載の、餃子とプロレスの美味しいお店ずら!
当たり前かもなんだども、打ち上げでのモビTの着用率が8割以上!
毎度のことながら濃い打ち上げだったので、適当につらつらと綴っていくずら!
打ち上げスタート時の席の左隣は男澤周(おとこざわあまね・装置と小道具・劇団もりのべる、以降ザワ)。
センスあるツッコミで活躍しながら、みんなにいじられていた。名前が必要以上にカッコいい。
右隣は嵯峨瞳(ハナビ役・劇団かっぱ、以降ガーサー)。
ガーサーとは前回公演『八月のシャハラザード』で共演していたものの、今までに会話した合計時間が3分に満たない。
今回、芝居について15分は話しただろうか。5年分は会話したということか。たまげたもんだ。
去年も思っていたが、独特の華があり、本番にめちゃくちゃ強い。たまげたもんだ。
向かいは高橋真人(シンペイ役・劇団かっぱ、以降たかま)。今回はノンアルコールだったらしく、終始元気だった。時折なぜか頭皮マッサージをしていた。
いつの間にかテーブルの向かいでなく、ザワとか僕のエリアにいた。気づいたら僕の周りは二十歳だらけになっていた。僕も気分は二十歳だった。たまげたもんだ。
僕が二十歳の時、僕はまだ浪人生だった。この素敵な打ち上げに参加している二十歳達を羨ましく思った。
打ち上げ開始からどのくらい経っただろうか。ビールも進み、トイレに行こうと席を立ったところ、千葉伴さん(伊丹看守役・香港活劇姉妹、以降トモナさん)から『こっちに来い』とお声が掛かった。
排尿を済ませ、トモナさんの所へ向かおうとトイレを出ると、トモナさんがトイレ待ちをしていた。なんかウケた。
きっと面白い展開になると思い、せっかくなのでザワやたかま達と一緒に席を移動した。
トモナさんの近くには、ピンポロ名物『よしこ3人娘』のお姉様達がいた。
これは有難い話が聞けそうだ、と思っていたら、トモナさんは性病とインキン田虫とイボ痔の体験談で盛り上がり始めた。
若者達はリアクションに困りながら、健気に性病の話に耳を傾けていた。よくできた若人達だと思った。
気がついたら『よしこ3人娘』の姿はなかった。
たまげたもんだ。
僕個人としては、トモナさんから有難い言葉を幾つも頂戴し、忘れられない夜となった。
その後、トモナさんは2リットルペットボトルを枕に眠り始めた。遠くでは後藤一峰さん(オショー役・劇団be、以降後藤さん)も寝ていた。
後藤さんについていろいろ書きたいが、きっと2万字くらいになってしまうので我慢しよう。
学校の先生が二人も、打ち上げ中に寝っ転っている。 一体どうなっているんだ。
たまげたもんだ。
この時点でピンポロの打ち上げは終宴を迎えようとしていた。 まだ話をしていないメンバーもたくさんいた。 東プロデューサーや制作さんを始めスタッフの皆様への挨拶もまだだった。 すみません。新年たかまつりで改めて。
ピンポロの中核を担う尚子さん(制作・ワイヤーワーク)や平川さん(ゴロさん役・pmi)とも絡めなかったなぁ。
そうこうしていると、たかまが一足早く離脱するという。『ピンポロに参加した感想を、みんなの前で言ってくれ』と無茶ぶりしてしまった。
たかま、いつもごめん。
たかまが言った感想の内容を全く覚えていない。 たまげたもんだ。
きっと両親の育て方が良かったのだろう。
たかまはピンポロメンバーに愛され、可愛がられていた。うつくしま福島の人間は魅力的だ。
たまげたもんだ。
こうしてピンポロ打ち上げは幕を閉じ、僕は向井達巳(制作・劇団ちゃねる、以降ムーミン)と歩いて帰りながら、いろいろお互いに振り返っていた。
ムーミンとは何だかんだで一緒になっている。ムーミンは演劇との向き合い方がとても真摯だ。
ムーミンと話していると、真面目に演劇について考えたくなってくる。
思えば、この日の僕は1日中真面目だった。
いや、そうでもないか。
こうしてピンポロの2012年11月25日は終わったのだった。
熱く燃えるような1日だった。
僕は帰りのタクシーの中で、芝居がくれた縁とつながりを思い返していた。
写真①演劇を始めたきっかけを尋ねたのに性病の話をするトモナさんと、その場を去る直前の村山恵美さん(音響・よしこ)
写真②眠るトモナさんと後藤さん。
写真③ザワに喧嘩を売られ、すぐに買ったガーサー。この日のガーサーは喧嘩っ早かった(嘘)。
写真④眠るトモナさんと添い寝しようとする伊達藩の美少女、庄司円(制作・劇団かっぱ、おフランス)。
写真⑤帰り際、みんなの前で挨拶をするたかま。隣は、幸せを噛み締める達人、愛妻家の菊地潤(高山看守長役・劇団ゼミナール)
写真⑥いつもありがとう、肴町。
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